あれは遥かなる時の彼方──
この大陸には、かつて5つの国家が存在し、争いあっていました。
4カ国は同盟を結び、残りの国に対抗していき、ついにその国を追い詰めた頃。
……窮地に立たされた国は「凶星」を用い、自らの国ごと、
4国の軍を滅ぼしたのです。
のちに五国大戦と呼ばれるこの戦争で用いられた最後の凶星は、
この大陸に後遺症とも言える数々の災害を引き起こしました。
生き残ったわずかな人類は手を取り合い、この停滞の時代を乗り越え、
白紙に戻された大地に新たな時代を築き上げていきました。
大陸の発展は、新たな技術の発見によりさらに進歩します。
高名な魔術師「リオ・レイ・ヴェルン・カノープス」は、
月よりもたらされるエネルギーの存在を確証しました。
彼女はこれを「ルミナスエーテル」と、そして、かつては
「ケリュネイア」と呼ばれていたこの地を、新たな時代を歩み
始め新生したという意味合いで「ルミナシア」と名を改めたのでした。
ルミナスエーテルは用いることであらゆる技術を創造できます。
消えない灯火、飲食物を冷やす溶けない氷、大地をより豊かにする肥料など。
……人々の生活はより豊かになり、次第に、過去に起こった
「凶星」の厄災も、語る人は少なくなっていくのです。
生活の豊かさから生まれる、精神的な余裕。
それが古代にすら成し得なかった大陸の統一を助長し、
ひとつの国「星術国ステラ」となったのです。
人々は争うことを知らず、仮に意見が食い違ったとしても、
同じ分だけ認め合い、そしてお互いが和解できる。
そんな完成された国に生きる人々に、ある転機が訪れました。
星術国ステラが建国される前から存在した、大陸西方に存在する
霧が晴れない地域……彼の地の霧が、ある日突然、流星とともに
晴れてしまったのです。
そしてそこから、鉄の身体を持つ人のような生物が、現れたと。
彼らは周辺域を開拓し、自らの土地に染め上げているのです。
ステラ国王となったリオは、これを止めなければならないと決意し、
星術を攻撃に転換する技術を確立しました。
ルミナシアには多種多様な種族が存在します。
リオは彼らの中から攻撃用星術に適性のある人材を募り、
未知なる存在に対抗するため、
王家直属の特殊部隊を構成しました。
人々は彼らをこう呼びます。
「星天の衛士」
これは、星々に祝福されし人々の物語。
王家に伝わる記録の、最後の1ページ。
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この度は、
「命星のホロスコープ〜LifeStares Horoscope〜」
公式ページをご覧いただきありがとうございます。
私は全体運営を務めています、「ひよ。」と申します(*‘∀‘)
私が作るルームとしては、
3作目の設定を調整、改良した上でコラボ用に
仕立て直した3.5作目なっています。
今回コラボしたのは
「N・O・A・H〜falling star city〜」
の担当をされていて、成りを嗜んでかなり長いという
「シロー」(Cardinal_NOAH)さんです!
今回のイメージは真っ向からの対立。
しかし、どっちが悪だとか、どっちが正義だとか、
そういうものはありません。
どっちも正義なんです。
なので、ノアの方とステラの方、
それぞれHPをよーく読んでみて、その上で自分の気に入った方に
入ってもらえると嬉しいです。
1作目、「私達の紡ぐ冒険譚」で課題だった
「データが多すぎて管理しきれず自壊する」ということを避けるため、
今回はそれほど設定も作り込んではいません。
(というより、「私達の紡ぐ冒険譚」が作り込まれすぎてただけです)
ただ、裏を返せばそれだけ自由度が高いということでもあります。
皆様がこの世界で、どんな物語を創りあげるのか。
その物語は、言うなればひとつの星です。
その星が何色に輝いて、またどのくらいの光の強さなのか。
それは全て、プレイヤーである皆様にゆだねられています。
さあ、輝いてください。
どうかこの部屋で素敵な時間を過ごしていただけると幸いです。
全体運営者
ひよ。