Star Story
星々に紡がれし譚詩曲
命星のホロスコープ
LifeStares Horoscope
あの一等星にも劣らない、
命の煌きを──
ルミナシア地理学
ルミナシア地理学
Geographical
ルミナシア大陸全図 ~リオ=レイ=ヴェルン=カノープス著
この地図は数十年前のものであり、今後の各地の探索解明などによって改編される場合がある。
※アイコン等を配置する都合上デフォルメ化されています。
王都ステラ
ルミナシア大陸を統治する星術国ステラの首都。
王城、騎士団本部、ギルド、商店街や居住区が
多く存在する冒険者たちの拠点都市のひとつ。
夜になると、季節を問わずミルキーウェイやオーロラを観測することができる。
寒冷地であるため、建築様式は石造りで、真っ白な雪と仄かに黒い建造物との対比が美しい。
外部居住地区
星術国ステラの人口増加に伴って建設された、言うなれば拡張街。商店、娯楽施設も王都並みに揃っており、王都に土地が無く家を持てない人々はここに住むことになる。
コーニオン
王都東部森林を抜けた先に存在する港町。
漁業が盛んな街で、そこで釣られた魚は王都へ運ばれ国民の食生活をしっかりと支えている。
また、ルミナシア大陸より北に存在するマレフィク大陸への定期船も出ており、観光客で賑わう。
リュミエル要塞
王都南部のイーストエンド山脈を利用した天然要塞。
主要施設は山脈を跨いで王都側に存在する。
山内の洞窟などを拡張し、トーチカのように利用する。
その用途は対人ではなく、毎年冬に侵攻してくるドラゴン族の殲滅及び王都の防衛である。
エヴリアル
ディグニティ大森林に覆われた街。
主に狩人や農民などが多く住んでおり、彼等の自然愛護精神によって非常に豊かな自然を体感できるという、ある意味では観光名所。
ディグニティ大森林
エヴリアルを覆い隠すように存在する森林の名称。
豊かな自然が残る美しい場所であるが、稀に
謎の合金でできた球体のようなものや、植物によって浸食された民家と思われるもの、そして特異な筒状の武器らしいものが見つかっている。
ムラン大平原
ルミナシア大陸南部に広がる平原地域。
この辺りのドラグニル族は羊などを飼い、それらと共に各地を転々としながら暮らしている。
彼ら遊牧民の、主な生活地域がこことなる。
ゲレ
遊牧民とならなかったドラグニル族が築き上げた拠点。
今となっては、様々な種族が訪れるようになり、
元々あった寂しさはなくなっている。
ゲレとは、ドラグニル族の言語であって、「聖域」を意味する。砂都ナンシェルとは湾を挟んで向かい側で、定期船も出ている。
イーストエンド山脈
王都の存在する積雪地域と、南部の平原地域、
そして東部の乾燥地域を分断するように存在する山脈。
ドラゴン族の生息域となっており、冬になると10年に一度、北部の王都へ向かってドラゴン族が侵攻する。
霊峰ティオール
ドラゴン族の死地とされる場所。
冬にマレフィク大陸へ向かい繁殖を終えたドラゴン族が向かい、ここでその一生を終えるのだという。ドラゴン族にとっての聖域であると言え、周辺に生息するドラゴン族は強力。
アバニア
かつて霊峰ティオール南部に存在した街。
幾度にもわたるドラゴン族の攻撃によって壊滅し、今となり残るのは廃墟だけである。
ステラが現在、ドラゴン族を掃討してアバニア再建を計画している。
ランシェル砂漠地域
アバニアより南部に広がる砂漠地域。
草木は生えず水も無いが、そこにも都市は存在し、同一国家内でありながらも王都ステラとは異なる生活様式で人々が暮らしている。
ナンシェル
大陸南部の湾に面した砂漠の港町。
ゲレと定期船が通っていて、物資の交易などで
栄えている。砂金などを用いた彫金技術に秀でていて、それらの装飾品を王都など各都市へ送ることで生活が成り立っている。
エピナント
ステラ、エヴリアルと並ぶ大都市。
鉱産資源などが豊富な場所に存在する都市で、また砂漠であるため建築様式も住民の衣装も王都ステラとは正反対であり、王都の民の観光地である。
ワーズワース島
大陸北東部に存在する島。
ステラの手が及んでおらず、今後この島をどう活用
するか、王都で議論が進んでいる。
ルージュ―遺構
いつかの時代の遺産とされる。
詳細は不明であるが、ひとつの都市であったらしい。
王立ポラリス大占星台
星術国ステラの建国10周年を記念して建造された非常に大規模な占星台。巨大な望遠鏡など、最新の設備を数多く備えていて、ステラの占星術師がここへ集まってくる。
ミーティア―占星塔
ステラ建国と同時期から存在する。
もとはルミナシア大陸の存在する惑星付近を通過する流星を観測するための施設だったが、ポラリス大占星台が完成すると同時にほぼ使われなくなっており、管理者問題などが議論されている。
カルカーン島
大陸北西部に位置する群島。
巨大なクラーケンと呼ばれる魔物の住処と噂されており、船乗りはこのそばを通ることを頑なに拒むことが多いとか。
ジュティス島
大陸南西部の島。
ステラによって城塞が築かれ、数年前までは騎士団が常駐していたが今は撤退している。
廃城ジュティス
かつて怪物リバイアサンとの決戦に用いられた城塞。
その戦闘によって壊滅的な被害を受けた城塞は
放棄され、今はその跡しか残っていない。
リバイアサンは撃退されたが、その後の行方は不明。
鉄木の森
未知の合金によって作られた塔のような建造物が
点在する特定の地域の名称。アバニア西部の森林に存在する。夜は星がより美しく見えるのだという。
破界の狂星
ディグニティ大森林深部に存在する、巨大な構造体。
中心部には穴が開いており、そこから滝のように水が流れ落ちている。この周辺にはなぜか動物が近寄らず、迷い込んだ人間は奇病に罹り、その身をむ蝕まれるのだという。
鎮魂の巨門
ワーズワース島に存在すると噂されている建築物。
植物に覆われてはいるが、その建築様式はステラのどの都市にも当てはまらないのだとか。
栄華の痕跡
巨大な建造物群。
これがいつの時代のもので、どのように建築されたのか、今でも研究が続けられている。
ディグニティ大森林を抜けた先に存在するというが、研究者以外は近寄らない場合がほとんどのために正確な場所は知られていない。
星降りの神域
王都より山脈を越えて南西に、空より一筋の光が降り注いだ。それは轟音とともに地に接し、辺りは瞬く間に閃光に包まれたという伝説が、建国初期の星術国ステラの書物に記されている。それによると、その一帯は異常なまでのスピードで樹々が芽生え、まるで何かを覆い隠すかのようなオーロラが常に空を覆っているのだという。ステラでは、国の神話に合わせて「星術の発祥地にして侵してはならない聖域」としており、足を踏み入れるものはいない。また、侵入したものは皆行方不明であるため、神隠しとしてこの地域の神域説の根拠となっている。