脳裏に、透き通ったような、けれど憂いを帯びた少女の声が響く。『これより、聖域周辺へと突入してもらいます。 私はあなた達星の子を、失ったりしたくありません。 ││しかし彼の地には、件の「破界の凶星」が存在しているため、あなた達の命の保証は百パーセントはできません。 ですので、ステラ国王たる私との連絡は密に。 大丈夫、星より授かった力で、あなた達を全力で支援しますからね。 健闘を祈ります』